9月も終わりになってしまいましたが、

先月読んだ本のことも書き残しておこうと思います。

一部ネタバレあるかも。。。

八月の母　早見和真

「あの本、読みました？」で紹介された本。

「笑うマトリョーシカ」（テレビドラマ化された）の原作者の本です。

「アルプス席の母」はさわやかで楽しめましたが、

これはかなり違う、ダークなお話。

「笑うマトリョーシカ」に登場する〇〇がここでもでてきました！

実際にあったある事件をモチーフに書かれているらしく。。。

とっても悲しいお話でした。

物語自体は引き込まれるというかぐいぐい読んでしまいました。

八月の母 (角川文庫)

KADOKAWA

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国宝　上下　吉田修一

映画にもなった話題作！

私は映画はたしか6月に観て、それから原作を読みました。

実は、本が発行されたころ、数年前？に原作を手に取ったのですが、

あまり入り込めずに止めてしまいました。

歌舞伎の場面が想像できなかったことも大きいと思います。

今回、映画をみたあとなので、す～っと本の世界にも入ることができました。

ほぼ映画と同じ物語運びですが、後半がちょっと違うかな、ラストが違いまいした。

ラストの「語り」には泣けました。（全編を通して、「語り手」が、〇〇なことでございます、と語っていくのです）

国宝上青春篇 (朝日文庫)

朝日新聞出版

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国宝下花道篇 (朝日文庫)

朝日新聞出版

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月収　原田ひ香

原田ひ香さん、大好き～

これも面白かったです。

6人の女性の、「お金」「働き方」をめぐる物語。

ちょっとずつ6人の人生が交差していきます。

ある意味、「成功」に向けてのストーリーですが、

お金があればいいのか、というわけではなく、

大金持ちなのに孤独な女性という人も出てきます。

不動産投資や起業で、こんなにうまくはいかないと思うけど。。。

ただ、いろんな働き方や稼ぎ方があっていいし、

インターネット時代には、絶対無理ではない！？

夢があっていいな！と思います。

余談ですが、私自身は、給与所得、事業所得、NISAの三本立てで

いまは地道にがんばっています(笑)

月収

中央公論新社

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